

牧場と森の仲間たち
キャンプ場のある三合平の池では毎年6月中旬にモリアオガエルが産卵に来ます。
池の上に張り出した枝に白い卵塊(卵のかたまり)をみつけたらラッキーです。
ぜひ探してみましょう。

アカゲラ
ブナの森に入って耳を澄ますと時たま「カカカカ」とか「ココココ」といった音が聞こえます。
これはキツツキの仲間が行う「ドラミング」の音です。
音の方角をよく探すと餌を探す様子が見つけられるかも!!

オコジョ
彼らに出会うにはかなりの幸運が必要です!武尊山の岩場や山頂付近でまれに見かけられる生き物ですが、非常に素早いため見つけるのは大変困難です。
かわいい姿ですが、優秀なハンターで生きている動物しか食べないと言われています。
真っ白な姿が有名ですが、なつの間は写真のような姿をしています。

クロサンショウウオ
三合平の池では先に登場したモリアオガエルの他にも様々な両生類が産卵に訪れます、その代表的な生き物でクロサンショウウオがいます。
5月~6月の上旬にはバナナの房のような卵嚢(らんのう)がたくさんみられます。
不思議なことにクロサンショウウオの卵嚢は普通、白くにごっているのですが、武尊山のサンショウウオは透明な卵嚢を生み付けます。
その理由はよく分かっていません。

ヒメネズミ
森の中でヒメネズミの子供をみつけました。
彼らは地中に巣を構えますが、樹にも登り、木の実や果実も食べているようです。
写真からもその小ささが分かりますね。

ムササビ
地域によってはバンドリ、ノブスマなどとよばれる事もあるようです
手足に皮膜を持ち最大160mの距離を滑空すると言われています。
主に夜行性なので夜に森に入ると見つけられるかもしれません。
滑空する姿はしっぽのついた座布団のようです。
